全館空調システム パッシブ冷暖
全館空調システム パッシブ冷暖とは?
住まいの住み心地を大きく左右する冷暖房システム
これまでも、いくつもの機器・システムが考案され稼働しています。
こたつや石油ストーブ、石油ファンヒーター、エアコン、床暖房、全館空調システムなどなど
こたつだけでは、こたつから出る度に寒くてつらい思いをすることに
石油ストーブや石油ファンヒーターは空気を汚しますし、灯油の補給の手間があります。
エアコンは高性能となり省エネではありますが、空気を大きく動かすことになり風が不快です。
さらに、暖房時には暖かい空気が上に溜まりますので足元が寒くなります。
全館空調システムは快適ではありますが、価格が数百万で光熱費も多くかかり、メンテナンス性もよくありません。
茨城 水戸市周辺ではもったいないです。
そこでおすすめなのが、快適性と経済性を両立させるシステム「パッシブ冷暖」です。
暖房時の仕組み
各室の温度差は1~2度くらいとなります。
ヒートポンプ式エアコンで「床下空間」を暖めることで、足元からじんわり暖かくなります。
高い快適性が得られるところが大きな特長です。
最近ではエアコンで暖房する家庭も増えてきましたが、その温風を心地よく感じなかったり、足元が冷えて顔がのぼせたりもします。
暖房時の3つのポイント
1.床の温度が高くなり、快適です。
2.電気ヒーターや石油ファンヒーターより暖房費が安くなります。
3.床暖房よりもローコストです。
冷房時の仕組み
床下空間をある程度冷やしながら、冷たい熱を壁の上部に持ってくる工夫によって「冷たい空気は下に降りる」という原理を活用します。
この結果、ほとんど冷房の風を感じることなく極めて高い快適性が得られることになります。
冷房時の3つのポイント
1.床下に冷気を送り、さらに壁の間を通し上部より冷気を部屋に届けます。
2.やわらかな冷房で涼感が得られます。
3.各室にエアコンを設けるよりも風量が減少し、快適性が増します。
他のシステムとの比較
冷暖房設備 | 快適性 | 省エネ性 (光熱費) |
導入費 | ||||
パッシブ冷暖 | ○ | ○ | 50万~ | ||||
部屋ごとのエアコン (パッシブデザイン無しの家) |
△ | ○ | 25万~ | ||||
床暖房 +部屋ごとのエアコン |
○ | × | 70万~ | ||||
ファンヒーター +部屋ごとのエアコン |
△ | △ | 35万~ | ||||
全館空調システム | ○ | × | 125万~ |
※導入費用は60平米程の規模の居住空間での試算です。
パッシブ冷暖は、快適性と省エネ性を両立させています。
他のシステムとの違い
似たシステムもありますが
パッシブ冷暖の場合、冷房時に吹き出し口が上部となり、冷房の効率が高くなります。
他のシステムは床より冷風がでるため、温度のムラが発生してしまいます。
また、パッシブ冷暖は事前のシュミレーションおよび実績よりのフィードバックにより、最適なエアコンの大きさ、ダクトの配置、吹き出し口の配置計画を行います。
せっかくコストを掛けたのに、快適性が低い、思ったより光熱費がかかってしまうということがさけることができます。
メリットのまとめ
・適正価格で冷暖房に対応。部分間欠冷暖房でも可能
・質の高い快適性がえられます。対流と輻射の冷暖房方式で頭寒足熱。
・光熱費が低価格。(年間4~5万円 ※2014年試算)
・機器の交換もエアコンの変更のみでお手軽。
・メンテナンスは通常のエアコンと同じでお手軽。
パッシブ冷暖のご質問もお気軽に!