5月2021
入居後のその後その1
(2021年05月18日)(所 敦子記事)
4月末から5月上旬、お客様のお宅に点検に伺いました。
お引渡しから丸一年が経つパッシブ冷暖を採用のK様邸は「快適に冬を過ごしました。」
とのお話を伺うことができ嬉しかったです。
外部にスロップシンク、ホールに洗面台を設けた間取りがコロナ禍の暮らしに活かされたこと。
キッチン内の一面にマグネットが使える壁材としたスペースが便利に使えること。
暮らしに合わせてご一緒に考えた収納計画も、土間収納、納戸、各部屋ごとに上手に活用なさっていました。
机上の計画では気づかないことが、実際の暮らしでわかることもあるので大変有り難い機会となりました。
サッシ建て付けの微調整、パッシブ冷暖の冷房吹き出し口のメンテナンスなどをお話しました。
これからも更に住み心地の良いお家であるように努めたいです。
高断熱住宅のものさし。
(2021年05月18日)高断熱住宅の性能の測るものさしはいくつかあります。
国の基準、UA値は断熱性能です。
住宅から熱がどれくらい逃げるかを外皮、壁・天井(屋根)・床(基礎)の面積あたりで数値化します。
新住協のQ1住宅はエネルギーの消費率で数値化です。
エネルギーですので、換気システムを熱交換とするといい数値になります。
Q値という基準も熱交換換気システムですと数値がよくなります。
もう一つの目安は室温です。
こちらはインテグラルのホームズ君省エネ診断というソフトでシミュレーションが可能です。
エアコンをたくさん設置して、連続運転させれば、家じゅう、一年じゅう快適にすることはさほど難しいことはありません。
しかしながら、設置コストと冷暖房費が高額となり、まさに本末転倒です。
快適性は暑がりや寒がりもあり、人それぞれ。
在宅時間も家庭によってまちまちです。
さらに暮らし方は時間とともに変わっていってしまいます・・・
間取りや地域、立地条件によっても変わります。
お客様によって個々に計画をする必要があります。
いかにお金をあまりかけずに快適な温熱空間を作るか?
計画を綿密に行う必要があります。
外観やインテリアも大切ですが、温度の計画もしっかりと行っていきたいと思います ⤴⤴⤴
読書めも、「緑と暮らす。」
(2021年05月17日)
豊かな緑に囲まれた素敵は家がたくさん紹介されています。
“器は料理の着物”といったのは北大路魯山人ですが、
外構・植栽は家の額縁と言われています。
いくら素敵な絵でも額縁が貧相であると絵の価値が半減・・・
いくら素敵な家でも外構・植栽がしっかりと計画されていないと魅力が半減してしまいます。
茨城県では敷地が広いこともあり、あまり外構・植栽に予算を回せないことも多いですが・・・
なんとかやりくりして、住宅にも素敵な額縁を創ってあげたいものです 😀
緑と暮らす。-自然を感じる、心地いい庭のつくり方ー | ||||
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エアパス用ファンのための換気設備は?
(2021年05月16日)先日ご紹介したエアパス用ファン
大掛かりな全館空調システムとしなくても、家じゅうの室温を均一化することができます。
しかしながら、問題となるのが換気システムです。
一般的な第3種換気システムの場合は、居室→廊下→トイレ等という空気の流れとなります。
エアパス用ファンは廊下→居室という空気の流れですので逆行してしまいます。
第1種換気システムとすれば解決ですが、大きなコストアップとなってしまいます。
そこでおすすめなのがダクト式の第3種換気システムです。
日本住環境のルフロ400がおすすめです。
吸込口を給気口とエアパス用ファンの中間に設置で解決です 😀
メンテナンスが楽なこともいいです。
メンテナンスが月1回から年1回に軽減できます。
フィルターの汚れも外気吸い込み側がないので第1種のように虫が沢山ついている 😅
ということもありません。
エアパス用ファン & ダクト式の第3種換気システム
おすすめです ⤴⤴⤴
太陽光発電で照明器具がチラつく?
(2021年05月15日)お客様より、LED照明が昼間にチラつくというというお話がありました。
調べたら、太陽光発電設備が原因の場合があるようです。
(東京電力 HPより)
電力フリッカという現象のようです。
「昼間」ということも納得です。
電圧フリッカとは、電線路の電圧が繰り返し変化することで、家庭などの照明が明るくなったり暗くなったりを短い時間に繰り返す現象です。
従来はアーク炉や溶接機といった電気を大量に使用する機器が主流で発生しておりましたが、最近では太陽光発電用パワーコンディショナ(PCS)に備えられている、電線路が停電時に発電機を電線路から切り離す機能の設定により発生することがあります。
※太陽光発電設備やお客さまのご使用されている機器そのものに問題はございません。
電線路が停電時に発電機を電線路から切り離す機能、三菱電機の太陽光発電のパワコンにはないようです・・・
他になにか原因があるのでしょうか???
お詳しい方がいらっしゃいましたら、ご連絡、お待ちしております m(_ _)m
新住協の北関東の高断熱・高気密住宅 第8号。
(2021年05月11日)
加盟しております、新住協の関東支部の本が発売されています。
新住協、高断熱・高気密住宅を世の中に広めるべく頑張っております。
施工者の立場での内容の濃い内容です。
北関東の書店やコンビニ、A
お目にかけたときはぜひお手元に撮ってみてください ☺
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瓦は消耗品?
(2021年05月13日)薬師寺東塔の修繕記録の本、読みました。
その中にあったこと、「瓦は消耗品」
瓦は元々土です。長年の間にヒビが入ってそこから水が入り、冬に凍って割れます。
そうは言っても、寿命は70年~100年と言われています。
お寺のような100年、1000年の建物では「消耗品」ですが、
住宅で考えれば、ほぼノーメンテナンスになります。
ガルバリウム鋼板やコロニアルは30年程度と言われていますのでほぼ2倍の耐久性です。
デメリットは価格がちょっと高いことと、重いことではあります。
住宅に耐久性をどこまで求めるのか?
価格差をどう見るか?
よく考えて選びたいものです。
よみがえる白鳳の美 国宝薬師寺東塔解体大修理全記録 | ||||
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エアパス用ファンで室温を均一に。
(2021年05月08日)高断熱・高気密住宅は家じゅうの室温の温度差が小さくなります。
さらに各室の温度差を小さくするには
・全館空調システム
・パッシブ冷暖
のようなシステムでファンとダクトで暖気・冷気を各室に送ることが確実ではあります。
ローコストでの方法として三菱電機のエアパス用ファンを使うこともいいです。
(三菱電機 HPより)
室内ドアの上部などに換気扇を設けて、ファンで空気を送ります。
ただし換気計画も合わせて計画する必要があります。
通常の第3種換気システムですと空気の流れが外部~室内~廊下~トイレ等
となりますので、エアパス用ファンの空気の流れと逆となります。
ダクト式の換気システムとする必要があります。
ドアをなくす、ドアを開けたままが一番ローコストではありますが、やはりプライバシーの問題がありますので、
誰でもできるものではありませんね。
お客様に合わせてベストなご提案をしていきたいと思います ⤴⤴⤴
屋根一体型の太陽光発電システム。
(2021年05月06日)
屋根一体型の太陽光発電システム
タニタハウジングウェアのエコテクノルーフを検討中です。
太陽光発電システム+屋根材ということでスッキリとした外観となります。
屋根材が省けるということでコストダウンとなるか!?
ということですが、残念ながらコストダウンにはなりません 😅
通気層を設けられますので、通気性のあるルーフィング材を使えば屋根合板の耐久性は高まります。
デザイン性、防水性、耐久性、コストなどを総合的に判断してご提案をしたいと思います ⤴⤴⤴