上手な高断熱・高気密住宅の夏のエアコン運転法。

(2018年09月17日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

 

昨日に続き、「本音のエコハウス」より

 

高断熱・高気密住宅の夏のエアコンは、

・設置は2階のホール・廊下などに

・連続運転

・風量は最小に

とするといいです。

 

エアコンが不快なのは、エアコンの吹き出し温度が15度前後と、とても冷たい空気が高い気温の室内の空気と混ざることによります。

 

冷たい空気が体に直接当たると最初は快適なのですが、ずっと当たっていると体に大きな負担がかかります。

 

・できる限り、エアコン本体は体から離す

・吹き出しの風量は最小とする

ことで快適になり、体への負担も少なくなります。

 

低断熱の住宅では、エアコンを近くにおいて大風量としないと室温が下がりません。

不快で、体に負担がかかります。

 

高断熱・高気密住宅として快適・健康な住まいとしましょう ⤴⤴⤴

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高断熱・高気密住宅は夏は暑い?

(2018年09月16日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

 

先日ご紹介した「本音のエコハウス

高断熱・高気密住宅は夏は暑いか?

ということに関して記述かありました。

 

高断熱住宅ということは、夏にも室内の熱が外に逃げにくいということ。

ということは夏は暑いのでは?

という疑問です。

 

結論は、高断熱・高気密住宅でも夏、一般的な住宅よりも暑くはならない!

ということです。

計算によると、夏の冷房エネルギーは断熱性が高くなるほど少なくなります。

 

ただし、注意するのは春の終わりと、秋の始めです。

このときは外気温が低いのに、冷房を行えばエネルギーは増加します。(当たり前か)

春の終わりと、秋の始めは外気温をみて室内よりおおむね28度より低ければ、エアコンを止めて窓を開けたほうがいいです。

 

省エネの権威、松尾先生は高断熱・高気密住宅では、窓開けは必要ないとおっしゃっていらっしゃいますが、

先生の住んでいる西日本では夏の夜でも外気温が28度より下がることがあまりなくなっているので、

窓開けは必要ないとおっしゃっているのでしょう。

 

外気温が低くても湿度が高いと窓開けの効果があまりなくなってしまいます。

外の湿度が60%以下、外の気温が28度以下くらいが窓開けを始める基準です。

 

地域に合わせて、エアコンと窓開けの上手な組み合わせをしたいものですね。

 

 

 

 

 

空き家対策の今後は?

(2018年09月15日)

13年の総務省調査では、賃貸・売却用や別荘用などを除く県内の空き家は約6万7千戸。
今後、ますます増えていくでしょうね・・・
危険な空き家は代執行で解体できるようになりましたが、解体費用の回収は難しそう・・・
対策としては
・解体費用の補助金制度を設ける。
・固定資産税を値上げして、その財源にする。
事がいいと思いますが・・・
いかがでしょうか???

キッチンの背面収納のプランニング

(2018年09月15日)

(所 敦子記事)

キッチンの調理機器、配膳スペース、シンク(洗い場)の配列はI型が主流なのでほぼ決まっています。

(かつてはL型やコの字型のカウンターもありましたが、今はほとんどありません。吊戸棚も付けません。)

 

対面型やアイランド型のキッチンに伴い、カウンターをフラットもしくは手元は隠すのか、

食器洗い乾燥機を付けるか、付けずに引出しなどの収納スペースにするかなどが決まれば選択項目は多くはありません。

重要なのが背面側のプランニングです。

 

間口寸法は255cmから350cmぐらいが標準ですが、冷蔵庫スペースを確保すると180cmから255cm程度の広さです。

システムキッチンのメーカーではキッチン周辺収納というアイテムでキッチンと同じ扉材で様々なキャビネットから選ぶことができます。

トールユニットは180cmから230cmの高さのあるキャビネットはパントリーや食器棚に最適です。カウンターの高さ、奥行も種類があります。

 

ライフボックスの標準プランは

家電収納、4段引出し、1段引出+オープンスペースの3タイプのキャビネットで180cmのカウンターとしていますが

(間取りによって窓を配置する場合もあるので吊戸棚はオプションとしています。)

 

例えば

①スライドタイプの家電収納を付けずに家電はカウンターの上に置き、引出キャビネットに変更

②オープンキャビネットはゴミ箱のスペースを想定していますが引出キャビネツトに変更して

デザインの良い市販ゴミ箱を置くスペースを確保する

③オープンスペースでなくワゴンタイプのダストボックスキャビネットに変更

④長いカウンター、トールユニットも取り入れたいので間口を広げる

など施主様の持ち物や暮らし方に沿って、キャビネットのアイテムは自由に選択できます。

 

さらに、スチールシェルフ、家電と食器の収納を合わせもつダイニングボードのシステム家具、

造作カウンター+壁面に可動棚など、システムキッチンをあえて使わないプランニングも可能です。

 

空気の計算機。

(2018年09月14日)

 

iPhoneのアプリです。

 

温度と湿度を入力すると

露点温度(今の湿度のまま温度が下がると何度で結露するか?)

絶対湿度を計算してくれます。

 

松尾先生のフェイスブックの情報で

 

乾燥感を感じにくくなるギリギリの絶対湿度の下限は
おおよそ7g/kgです。とはいえ、絶対湿度計はほとんどないので現実的な指標ではありません。そこで近似式を作りました。

理想の相対湿度(%)=130-4×室温

これでだいたいいけます。
この計算をすると

20℃だと50%必要
15℃だと70%必要
10℃だと90%必要

というおおよその目安が出てきます。
室温が低ければ低いほど空気中に水分を含める量は少なくなるのでこのようになります。

 

 

ということです。

 

温度と湿度の管理をしっかりして、快適な住まいとしたいものですね 😄

 

空気の計算機

 

 

窓がない住宅は冷暖房費削減???

(2018年09月14日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

今日の水戸市は湿度が高い!

室内はちょっとムシムシしてます。

 

住宅で熱の出入りが一番大きいのは窓です。

それならば窓を無くせば冷暖房費の削減になるのでしょうか???

 

こちらの間取りでシュミレーションしてみました。

 

 

1階です。

 

 

 

2階です。

 

プラン集

南入り 34坪 回遊 和室

の間取りです。

 

窓ありプランの冷暖房費は?

 

 

年間 20,125円

 

窓なしプランは?

 

 

 

年間 29,038円!

 

窓なしのほうが約9,000円

1.5倍ほども高くなりました!

 

冬に窓から入る熱、馬鹿になりません。

窓もいわば暖房機なのです。

 

南面の窓は大きく取り、冬に陽の光をたくさん取り込む

 

高断熱・高気密住宅の基本です ⤴

 

それとともに、夏の日射対策も大切です。

またの機会に記事にしてみますね。

 

 

トイレでもヒートショック!

(2018年09月22日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

今日の水戸市は曇りですね。昨日は結構しっかり雨が降りました ☂

ひと雨ごとに秋が深まっていきそうです。

 

これから冬に向けて、注意しないといけないのがヒートショックです。

暖かいリビングから、寒い脱衣室で服を脱いで、寒い浴室で熱いお湯に浸かるという

温度の急変に体がついていけずになくなる方が、交通事故でなくなる方の3倍というデータがあります。

 

今の時代、いってらっしゃい、気をつけて!

ではなく

お帰りなさい。気をつけて!

なのです。

 

 

 

お風呂も危険ですが、トイレも危険です

こちらのサイトによりますと

トイレもいきむ事により、血圧が高くなり危険とのこと

 

高断熱・高気密住宅として、ヒートショックを防ぎたいものです。

 

10月になるとヒートショック予報も始まるようです。

いろいろな予報があるものですね (笑)

 

 

友達からお土産に宮古島の「雪塩」

いただきました 😍😍😍

 

 

以前カンブリア宮殿かなにかでやっていましたね。

パウダー状の塩のようです。

おいしそうです。

 

S君ありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

ライフスタイリング2018秋号

(2018年09月12日)

(所 敦子記事)

千趣会(ベルメゾン)から最新号が届きました。

 

料理雑誌?と思うような表紙のタイトルは秋の食卓、私も食関連のページに着目してみました。

 

信楽焼、小石原焼、九谷焼など、お料理が映える彩り豊かなお皿。

 

古民家にあるような水屋箪笥がかえって新しい引戸キャビネット

 

形が珍しいビーンズ(豆)型のダイニングテーブルは椅子を沢山並ることもできていいですね。

 

 

ファブリック(カーテン、クッション、ラグ、家具の布地)はこの秋も濃紺、グレー、モスグリーンなどが人気です。

 

茨城県庁建築指導課 & 展望室。

(2018年09月13日)

こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。

すっかり秋となりましたね。

猛暑が嘘のよう。過ごしやすい季節となりました 😄

 

先日、茨城県庁の建築指導課へ

市街化調整区域での増築で相談でした。

結果は・・・

既存で合法でないものがあると、役所としてはいいとは言えない・・・

当たり前の結果でした・・・

 

帰りに展望室を定期巡回

 

 

下水道展をやっていました。

 

 

展望室がイベントスペースとして活用されるようになりました。

 

いいことではないでしょうか?

 

いい眺めを見ながら、イベントを見る。

一石二鳥ですね 😍

 

熱交換換気扇のメリット、デメリットとは? 【2018.9.11更新】

(2018年09月11日)

高気密・高断熱住宅でおすすめの熱交換型の換気扇。

外の冷たい空気を取り入れる時に、室内の暖かい空気の熱を機械の中で熱を交換できるというすぐれものです。

茨城県水戸市で効果をシュミレーションしてみました。

 

導入する時の価格は?

熱交換式は30万円~50万円ほどです。

一般的な換気扇の場合は給気口を含めて10万円ほどです。

 

ランニングコストは?

ホームズ君 すまいのエコナビで計算してみました。

 

熱交換換気扇の消費エネルギー

 

一般的な換気扇、壁掛形の場合の消費エネルギー

 

熱交換型のほうが、ダクト式となり消費エネルギーは大きくなります。

 

冷暖房費を含めた光熱費は?

年間で

暖房費が 5,680円削減

換気が 4,064円アップ

差額は1,616円削減です。

 

熱交換型のメリット

・冷たい空気が直接室内に入らないため、快適性が増す。

 

熱交換型のデメリット

・トータルで考えると金額が上がる

・将来、機器の交換の場合機器代・工事費が高い

・機器が天井取付の場合はお掃除の手間がかかる

・ダクトの掃除がしずらい

(ダクト内に細かいゴミが溜まる恐れがあります。しかし機器の運転ができなくなるほど貯まることはないでしょう。

給気側にフィルターのある機種とすれば、汚れた空気が室内に入ることを防ぐこともできます。

花粉症の方は花粉もキャッチできるフィルターのあるものがおすすめです。)

パナソニックの機器には微小粒子フィルターがついています。

 

参考ホームページ

 

旭化成建材のホームページより

 

高断熱・高気密の省エネ住宅で、より快適さを得るためには、第1種機械換気の熱交換換気システムの使用が効果的です。

冷暖房時、一般的な換気扇は、冬には冷たい外気を、夏には熱い外気をそのまま室内に取り入れるので、せっかく温めた(冷やした)室内の熱が奪われてしまい、室内は寒く(暑く)なってしまいます。

熱交換換気機器は室温に近づけて外気を取り入れるので、冷暖房機の負荷を減らして省エネになり、室内の温度ムラも抑えられるので快適さを損ないません。

 

一般的な換気扇は冷たい空気が直接室内に入ってしまいます・・・

その配慮が必要です。

給気口の位置は、プランニングで人が長時間滞在しない位置とすれば大丈夫でしょうね。

 

快適性を考えれば、熱交換型換気扇です。

 

 

 

 

 

 

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