ヒートショックは交通事故の5倍の死者は本当か!?
(2020年06月12日)
ヒートショックは交通事故の5倍の死者が発生している!と言われています。
本当にそうなのか?調べてみました。
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターのホームページ
私どもの研究によれば、2011年の1年間で約17,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたと推計され、その死亡者数は交通事故による死亡者数(4611人)をはるかに上回ります。
ヒートショックは医学用語ではないので死亡診断書にヒートショックという用語は出てこず、「溺死」や「病死」と記入されているため、ヒートショックが原因と思われる死亡の正確な統計データはありません。
5倍というのは推測なのですね。
しかし、ヒートショックでたくさんの方が亡くなっていることは事実です。
高断熱・高気密住宅を普及させて、ヒートショックで亡くなる人を一人でも減らしたいです。
ヒートショックの予防法、消費者庁は
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安4にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴、ま たアルコールが抜けていない状態での入浴は控えましょう。
(5)精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
(6)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。
と呼びかけています。
省エネ性能は、国の平成28年基準の2倍の断熱性能、HEAT20のG1グレードを標準としたいものです。
合わせて
・耐震等級3
・長期優良住宅仕様
をこれからの住宅の標準としましょう ⤴⤴⤴
性能の良い住宅のストックを後世に残していきましょう。
ひいてはエネルギーの削減にも繋がります。
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