「エアコンは6,10,14畳用しか買ってはいけない!?」は本当か???

(2020年06月09日)

 

省エネの権威、松尾先生のYoutube、大人気ですね。

最近お会いしたお客様、皆さんご覧になっていました。

 

松尾先生のYoutubeの中でも断トツに再生回数の多い、

エアコンは6,10,14畳用しか買ってはいけない!?

という動画、2020.6.9現在で33万回も再生されています。

 

タイトルがセンセーショナルですね。

本当にエアコンは6,10,14畳用しか買ってはいけないのか?

検証してみました。

 

私の結論としては、6,10,14畳用以外も買うべき!

です。

 

確かに、暖房の最大能力は3つのグルーブに分けられるエアコンのシリーズが多いです。

しかしながら、暖房能力、室温27度、外気温35度の時の能力は畳数ごとに異なります。

エアコンは最大能力ではなく、定格能力付近の運転をなるべく多くしたほうが消費電力が抑えられます。

 

6,10,14畳用のみとすると、能力不足、能力過多の場合が多くなってしまいます。

 

暖房の最大能力がなぜ3つのグルーブのみなのか?

そこは謎ですね。

松尾先生がおっしゃているリミッターなどの電子制御のみではなさそうです。

畳数ごとに圧縮機の出力や冷媒量が異なっています。

 

三菱電気のサービスの電話に問い合わせしたら、技術的なことは販売店経由でお願いします。

と断られてしまいました・・・

メーカーによっては圧縮機を自社で開発していなくて、他社から数種類のみを大量仕入れしてコストダウンしているところもありそうです。

 

このあたりの儲けのカラクリは「中の人」でないとわかりませんね。

守秘義務でなかなか表には出ないでしょうけど・・・

白熱電球も本当は1000時間以上の耐久性が可能であるけれど、

わざと1000時間で切れる電球としているという話もありますので・・・

 

話がそれてしまいました・・・

 

エアコンの選定には

・部屋の広さ

・断熱性能

・建物配置、間取り

・地域

・運転方法(連続運転か間欠運転か?間欠運転の場合は運転時間)

・家族構成

・暮らし方

など、考えるべき要素がとても多いです。

 

安全を考えれば大きめとなってしまいますが、大きすぎるエアコンは消費電力も多くなってしまいます。

 

大きすぎても小さすぎてもいけません。

 

弊社では、シュミレーションソフトでエアコンの選定が可能です。

適切なエアコン選定のアドバイスを差し上げることが可能となっております。

ぜひご相談ください ☺

 

 

 

 

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