内装の床の色選び
(2020年02月03日)
(所 敦子記事)
ご新築計画進行中のお客様は間取りと設備機器がほぼ確定し、外壁、内装の色選定が始まりました。
内装で最初に決めるのは、占める範囲が広い床材の素材、色です。
無垢材は踏み心地が良く温かみがありますが、価格と機能性を考慮すると、
突き板貼り(木材を薄くスライスしたもの)や化粧シート貼りが優れています。
色、柄も年々豊富になっているので多くの方が選びます。
色はメーカーによって違いますが、大きく分けてナチュラル系、ミドル系、ダーク系の三種類です。
以前はミドル系が人気でしたが現在はどの色も選ばれます。
インテリアスタイルの好みも多様化しているように感じます。
ナチュラル色は明るく爽やかなイメージで北欧家具と合います。
ミドル色は温かみがあり、どんな色とも調和します。色味によっては和風になります。
ダーク色は落ち着いた雰囲気、最近人気のインダストリアルインテリアなどかっこいい雰囲気にもなります。
皆さん迷うところですが、まずは楽しみながらカタログや写真でコーディネート例をご覧になることをおすすめしています。
沢山見るうちにだんだんと好みの雰囲気と色がわかってきます。
現在お使いの家具、身の回りのモノにもお好みの色合いは反映されていることが多いものです。
床の色が決まれば、内装建材(扉、階段、巾木、廻り縁など)、壁と天井の色を進めていきます。