新築、リノベーション、リフォームは「共同プロジェクト型取引」
(2019年12月29日)
ちきりんさんの
徹底的に考えてリノベしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
読みました。
その中でいいことが書いてありました。
世の中の取引には、売り手と買い手が
「等価な価値を交換する取引」と
「両者で共に創出した価値を分けあう共同プロジェクト型取引」
がある
日常の買い物のほとんどは前者
医者や弁護士や建築家は後者です。
コンビニでおにぎりを買っても、店員さんと話し合いを必要はありません。
それに対して、住宅は、売り手と買い手が双方が共同して価値を生み出す=設計~施工するものなのです。
ここを理解していない、理解できない方がたくさんいますね・・・
住宅業界がクレーム産業と言われる所以でもあるでしょう。
共同プロジェクト型取引では、「問題は起こって当たり前」でそれをどう共に解決するかが重要」
住宅を新築していると、問題が発生することがあります。
その時に、住宅会社の責任だと怒ってしまっても問題は解決しません。
共に解決に努力する姿勢が必要です。
とわたしが言ってしまうのは気が引けますが、ちきりんがおっしゃっております。
その他にも施主目線で、会社の選び方、依頼の進め方、見積書の見方、リノベーションの結果が丁寧に解説されています。
たしかにこれまで、会社側からの本はたくさんありますが、施主目線の本はあまりなかったですね。
リノベーションの本ですが、新築、リフォームでも同じ考え方をすべきことが書かれています。
新築、リフォームをお考えの方におすすめです!
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