偕楽園本園・好文亭へ

(2019年10月26日)

(所 敦子記事)

好文亭は木造2層3階建ての好文亭本体と木造平屋造りの奥御殿から成り、

その配置、建築意匠まで斉昭が自ら定めたと言われています。

昭和20年(1945年)8月2日未明の空襲で全焼しましたが、昭和30年(1955年)から3年かけて復元されました。

館内見学は5年ぶりぐらいでした。

 

3階楽寿楼からの眺望は格別です。

 

部屋の中央の床柱は薩摩の斉彬から送られた鹿児島県の竹であったそうで、

復元時も鹿児島県から寄贈されたとのこと。

 

漆塗り枠の丸窓、勾配天井、回転機能付きの雨戸と雨仕舞など先進的な創意工夫に感心します。

観梅の時期はゆっくり拝観できませんが、この日は貸し切り状態(苦笑)でじっくり見ることができました。

 

 


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