シューズクローク(土間スペース)について
(2019年09月06日)
(所 敦子記事)
玄関のシューズクロークには次のような要素があります。
① 靴、コート、傘の収納
② 外で使うモノの収納 スポーツ用具、玩具(砂遊びなど)
③ 資源ゴミ、新聞紙、宅配サービスの箱の一次置き、ベビーカー
④ 玄関からパントリーとキッチンへ 、玄関からホールからリビングへと2方向への出入りを設ける
⑤ 美観の為 来客が多い
これらの目的の達成の為のためのシューズクロークや土間スペースはもちろん良いのですが、
シューズクロークや土間ありきの間取りはかえって暮らしの動線が悪くなったり、
もったいないスペースになることがあります。そうならないように、
実際に収納するモノ、量を考えて、生活スタイルのシュミレーションをしましょう。
①と②の収納にはこちらのスタイルがおすすめです。
ここで注目すべきは玄関のたたき側と玄関框(かまち)側の使い分けです。
たたき側(下足)には外で使うモノ、框側では室内で使うスリッパを含め、
よく履く靴を収納するのに最適な場所です。
収納棚を玄関のたたきのみに設置するとこのようにすっきりできれば良いですが、
靴を出し入れするのにサンダルやツッカケが必要になります。
靴の出し入れが面倒になり玄関のたたきに靴が出しっぱなしになる恐れがあります。
③の中でも最近増えているのが宅配サービスの箱の置き場所です。
玄関ドアの前やたたきにそのまま置くのは好ましくありません。
土間スペースが必要です。土間がパントリーやキッチンに繋がっていると尚、便利です。
④と⑤については次回に続きます。
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