ダブル断熱、内断熱+外断熱は壁体内結露?
ちょっとマニアックな内容でごめんなさい 🙇
断熱性能を上げるために、壁断熱材を
内断熱 グラスウール 100mm
外断熱 押出法ポリスチレンフォーム (板状のもの) 50mm
とする方法があります。
以前、雑誌でこの方法を取るとグラスウールと押出法ポリスチレンフォームの透湿性能の違いから、
グラスウールと押出法ポリスチレンフォームの境界で結露するという記事を読んだ記憶がありました。
本当にそうなのか???
ホームズ君省エネ診断のソフトに壁体内結露の計算機能がありましたので、計算してみました。
結果は
結露リスク 低! 結露がしにくい
大丈夫でした 😃😃😃
ちなみの室内側の防湿シートを入れないと
見事に(?)グラスウールの外気側で結露リスク 高 結露が発生する
でした 😂
やはり、透湿シートは大切です。
新住協の200mm断熱でグラスウール100mm+100mmとする方法もありますが
・外側の断熱材の下地を105mmの木下地を組む必要がある。
・雨養生が大変(グラスウールですので濡らしてはいけません)
・基礎も210mm以上としたほうが安心(サッシ・外壁材の荷重は直接基礎で受けたほうが安心)
ということで、ハードルが高いです。
わかってはいますが、弊社ではまだ実績がありません ・・・
ということでダブル断熱、内断熱+外断熱もご提案していきたいと思います ⤴⤴⤴
新住協の鎌田先生のお話では、北海道ではけっこうダブル断熱、内断熱+外断熱が増えているそうです。
よりよきご提案できるように頑張ります ☺
壁体内結露は見えないところで発生し、柱土台といった構造体の腐朽の原因となり、
カビが発生してしまうと室内に侵入し健康被害が起こります!
以前、グリーン材といいまして乾燥していない木材を使ってしまって、
カビ被害を受けてしまった方のご相談を受けたことがあります。
それは問題外ですが、壁体内結露のチェック、窓の結露チェックも大切です。
弊社では、しっかりチェックしておりますのでご安心ください 😄