地震に強い家にするコツとは?
(2019年07月18日)
いつどこで大地震が起きてもおかしくない日本。
地震への備えは万全にしておきたいものです。
新築住宅では耐震等級3を目指すべきですが、計算をしなくても間取りで留意すべき点があります。
① 壁と壁の距離
91cm以上の壁同士の距離をできるだけ3.64m以内、最大でも4.55mとしましょう。
(建物全体でX方向、Y方向に分けて考えて)
それ以上としたい場合は構造計算で安全確認をしたほうがいいです。
建築基準法の規定はクリアできても耐震性が劣る建物となってしまいます。
② 上下の重なり
1階と2階の壁はできる限り同じ位置に設けましょう。
2階の壁の下に1階の壁がないと上からの荷重がうまく受け止められずに地震に弱くなります。
特に2階の外壁の下には1階の壁をできる限り設けましょう!
③ 最外周の壁
玄関ポーチはできる限り、凹 形状としましょう。
凸 とし、出っばりとしてしまうと地震に弱くなります。
階段等小さな出っ張り部もあると地震に弱くなります。
プランニングである程度は地震に強い家とすることは可能です。
しかし注文住宅は1棟1棟、間取りが違いますので、
ぜひ木造住宅でも構造計算を行って耐震等級3を取ることを強くお勧めいたします。
人命に関わることですので、ここが注文住宅の一番優先すべきポイントです ❗
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