中古住宅でも地震に強い家は?耐震基準法改正
(2018年12月05日)
現存する住宅は大きく分けると3つの耐震基準に分けられます。
□ 耐震基準法改正は2回
★ 昭和56年(1981年)6月1日 築37年 (2018)
壁量規定の見直しが行われた。
床面積あたりの必要壁長や、軸組の種類・倍率の改定。
★ 平成12年(2000年)6月1日
地耐力に応じて基礎を特定。地盤調査が事実上義務化に。
構造材とその場所に応じて継手・仕口の仕様を特定。
耐力壁の配置にバランス計算が必要となる。
昭和56年(1981年)6月1日以前の住宅
耐震性が低く、大地震で倒壊の恐れが高いです。
耐震改修、もしくは建て替えですね。
耐震改修は大掛かりとなりますのでおすすめは建て替えです。
自治体の耐震改修の補助金も通常、昭和56年(1981年)6月1日以前の住宅のみです。
しかしながら、築40年近くということは住んでいるのはお年寄りです。
住宅の使用期間が短い建物に、耐震改修や建て替えは大きな障壁があります。
昭和56年(1981年)6月1日~平成12年(2000年)6月1日の住宅
耐震性はそこそこです。
耐震改修&断熱改修をして、長寿命化を図りたいものです。
住宅の金額もほぼ土地代のみとなりお求めやすいと思います。
平成12年(2000年)6月1日以降の住宅
耐震性は今の住宅とほぼ同等です。
水回りのリフォームと
内窓の設置&ユニットバスでなければユニットバスへ入れ替え&天井断熱をブローイングで強化
で快適になります。
中古住宅の購入には、プロと相談しながら物件を探すことをおすすめします。
当たり外れのある中古住宅
外れを引かないようにしたいものです。
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