カウンターの奥行きと高さ
(2018年11月25日)
(所 敦子記事)
ご新築計画で大まかな間取りが決まると、次は細部の仕様を決めていきます。
例えばリビングダイニングにスタディスペースや家事コーナーを設けるご要望が増えていますが、
カウンターのサイズ寸法もそのひとつです。部屋の広さにもよりますが間口は(幅)75cmぐらいから造ることができます。
ノートパソコン置いて開く、読書する、書きものをするにはカウンターの奥行が45cm程度あるとよいです。
ミシンやアイロンがけをする、勉強するとなると45cmからできれば60cm取りたいところです。
対面キッチンではキッチン内からもダイニング側からも使えるカウンターを設けるスタイルでは、
250cmの奥行があれば大皿も置くことができます。
キッチンとダイニングを仕切る壁を利用してダイニング側に椅子を配する時は高さが重要です。
カタログやモデルルームのアイランドキッチンで見られるのがキッチンワークトップの高さに合わせてハイチェアをコーディネートしている写真がありますが、想定してみて下さい。
食事には適さない高さです。
カウンターの奥行きも高さも毎日の暮らしでは重要なところです。
何をするのか、何を置くのか、しっかりシュミレーションして計画しましょう。