換気ダクト内部は本当に汚れるのか?
こんにちは。いい暮らしプロデューサー 所です。
今日の水戸市、爽やかな晴天です ❤
しばらく晴れが続くようですね。秋晴れの日々。いいですね~
24時間換気のダクト方式、ダクトの汚れ、ホコリ溜まりが気になるという方もいらっしゃいます。
ダクトは4系統に分けられます。各々について検証してみます。
外気取り入れ~換気扇間のダクト
外の汚れた空気がそのまま入ってきますのでダクト内にホコリ・ゴミが溜まっていきます。
換気扇部にフィルターがありますので、フィルターの定期的なお掃除が必要です。
けっこう虫がつきます。
室内の吸気~換気扇
こちらは室内のホコリを吸い込みます。
吸気口にはフィルターをつけてダクト内にホコリを入れないようにします。
こちらのフィルターも定期的なお掃除が必要です。
(我が家も熱交換換気扇ではありませんが、集中換気扇でフィルターがあります。
1ヶ月に1回お掃除しています。
トイレに結構ホコリが溜まります。衣類からホコリが舞っているのでしょうね。)
換気扇~室内吹出口
こちらは、フィルターを通したきれいな空気が流れますのでほとんどホコリ等の心配はありません。
この空気が新鮮で、一番大切です。
換気扇~外気
こちらもきれいな空気が流れますので、心配はありません。
まとめると
フィルターを通した、熱交換された暖かい空気が室内に供給されますので、
ダクト内にホコリの心配はありません。
唯一 外気取り入れ~換気扇管のダクトは汚れていきますが、
径が太いのでまず詰まることはありません。
どうしても気になる方は、外部の取り入れ口にもフィルターを設けるといいでしょう。
ただ、外部で取り付けが高所となりますのでお手入れは大変です。
ネットでは、汚れたダクトの写真も出回っていて、心配もあるかもしれませんが、
これまで数十年の私の経験の中では、気になるダクトの汚れはありませんでした。
フェイスブックで
「換気ダクト内部は本当に汚れるのか?
メンテは必要なのか?」
「1種換気はダクト内部が汚れるので使わない」という
意見で、導入を見送っている作り手が多いと思いますが、本当のところはどうなのか?
皆様諸説お持ちのようで ご意見をお聞きしたいです。
私の見解:
1種換気は経路として4つに分類されるわけですが、汚れるダクトと汚れないダクトと分類される。
OA が一番汚く、虫と排気ガスで黒くフィルターがひどく汚れます。 無策な計画で、オーナーも掃除を怠ると1年程度で目詰まりして換気不良を起こす。
ローヤル電機のエンジニアの聞き取りと、先般の新住協の基調講演での話もあったが、 汚れる経路の入り口対策が最重要項目。 遠心分離で虫を入れない装置や、澄み家の外部フィルター、どちらか設けたほうがいいと考えます。
SA EAは フィルターでろ過された空気の経路なので、汚れで問題化しない。
RAは 室内側の浮遊埃があるので、白い綿埃が主流で
吸入口の目詰まりを注意。
よくフィルター内部の汚れの写真があるのは この経路。(マンションの換気ダクトなどもこのパターン)
レストラン等の油まみれの空気が通り ギトギトになった写真も画像検索では混ざって出てくるので 一般人は混同してしまう。
RAがダクト無しで 換気経路が成り立つようにすれば、いいように思える。(熱交換器前のフィルターのみでRAをろ過するよう計画する)
いずれにしろ SAの空気質だけクリアであれば良いのだから、OA RA が 内部汚れが多少あってもSAの空気質は問題はない。と考えます。
詰まることで換気不良になることが問題であると。
結果として、ダクト内部は掃除も不要なのでは?
というご意見もあります。
快適な熱交換換気扇、おすすめです 😀