激寒住宅の建て替え促進えを!
(2018年03月19日)
省エネの権威、松尾和也さんの記事より
「1980年(昭和55年)より前の無断熱」は“激寒住宅”です。
国土交通省によると、無断熱住宅は現存する住宅の約4割を占めると言われており、築年数の古さから、激寒住宅に高齢者が多く住んでいることが想定できます。
現存する住宅の4割が「激寒住宅」なのですね。
驚きです。
耐震性も劣っていますので、早期の建て替えを推進したいところです。
国も新築やリフォームへの補助を増やして促進もいいですが、古い既存住宅の建て替え促進への取り組みもお願いしたいものです。
ひいては空き家対策にもつながるとおもいます。
気密性が低すぎる結果、暖気は上からほとんど抜けてしまい、足元が温まることはありません。
要するに、エアコンではどうにもならない住宅なのです。
これはいくら大きな機種を選んでも、そもそもエアコンだけでは効かないことを意味します。
エアコンが効かない家
石油ファンヒーターが普及しているのはこのような理由もあるのですね。
恥ずかしながらかくいう私の実家も、昭和55年以前です。
なんとかしたいものですが、建て替えても田舎で次に住む人を探すのは難しそうです。
対策を考えてみます。