洗面化粧台と手洗いスペースについて
(2022年08月09日)
(所 敦子記事)
当社ではコロナ以前から洗面室と脱衣室を別々にする間取りをご提案してきましたが、
コロナ禍では「玄関近くに手洗いスペース」のご要望も増えています。
設備メーカーのカタログやショールームでもコンパクトタイプの手洗い器が推奨されていますが、少し疑問に感じます。
安易に玄関近くにではなく洗面、洗濯、脱衣、トイレなどの各場所と合わせてプランニングしたいと思います。
現在ご新築建築中の施工例では、
・S様邸 玄関近くにトイレを設け(玄関入った正面に出入口は避ける)トイレの外に手洗いスペースを設けました。
来客も使うことを考慮して幅75cmのアイカ工業のスマートサニタリー木目調を選びました。
洗濯脱衣室には収納力のある洗面化粧台を設置します。
・O様邸 玄関 ⇔トイレ ⇔ 独立した洗面室 ⇔ 洗濯脱衣室 という直線の動線+LDKと回遊できる間取りです。
玄関と洗面洗濯脱衣室がそれほど離れていなければ玄関近くの手洗いスペースは必要ありません。
コンパクトタイプでも水回り設備は相応の費用がかかるのでイメージ先行にならないように注意しましょう!
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