スタディカウンター(コーナー)について
(2021年10月12日)
(所 敦子記事)
メディアでも話題になったお子様のリビング学習
幅(長さ)90cmから1m80cm、奥行45cmから60cmぐらいのスタディカウンターをリビングダイニングに設ける間取りが多く、ご新築のプランニングでもご要望が増えています。
スタディカウンターがあると、勉強や遊び(お絵かき、工作など)に使っていたダイニングテーブルと区別ができ、食事の時に片付ける手間が無い。大人も使うことができるのが人気の理由です。
モデルルームではカウンター周りに棚があり、雑貨が美しくディスプレイしてありますが、実際のプランニングでは椅子を置くスペース、椅子の後ろに人が通れるスペースまで考慮すると広さが必要ですし、実用的な収納、リビングダイニングのどの場所に設けるかも重要です。
ベビーベッドや布団とおむつ用品、おもちゃ収納と幼稚園や保育園登園のグッズ、ランドセルと勉強スペースというように子供の持ち物と必要なスペースは成長とともに常に変化します。
フレシキブルに対応できるボックスタイプの置き家具を組み合わせて模様替えしたり、将来子供部屋でも使える勉強机を購入するのも良いと思います。
そして一見、便利で良さそうに思えるカウンターですが、モノが積み上がる危険があります。
普段からダイニングテーブルにもモノを置きがちで食事をするスペースが狭くなっている人は、スタディカウンターがあるとその場所もモノを置く台になってしまいかねません。
ダイニングテーブルで食事をする時に勉強道具や作っていたモノを仮置きできる収納ボックスや棚を設けるのも一案です。
人気のスタディカウンターですが、荷物置き場にならないように充分検討なさることをおすすめします。
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