浄化槽の放流先に注意。
(2020年11月12日)
福島県で浄化槽の敷地内処理設備を設置しようとした所、
福島県ではこれまで設置した例は聞いたことがない!
とのことでした。
県によって対応が違うのですね・・・
(日光レジン HPより)
このような設備で排水を地中に浸透、あるいは蒸発散させる設備です。
蒸発散槽とうたっていますが、地中にある水の蒸発はあまり期待できないでしょう・・・
確かに茨城県では認められていますが、設置後に浸透がしなくなった!
という話をよく聞きます。
数年ごとに浸透するように再度工事をする必要がある場所が多いです。
本来ですと、浸透するか?土質や地下水を事前に調査・試験を行ったほうがいいのですが、
費用が高いので、行うことはまれです・・・
浄化槽を設置するときは、道路側溝、水路など放流先を確保することが、
前提条件ですね。
のちのち困らないように、新築工事検討時、土地探しのときはチェックポイントとしましょう。