断捨離という言葉の本質は?
(2020年07月25日)
(所 敦子記事)
「断、捨てる、離れるって物に対して何だか残酷できつい言葉のような気がして苦手です。」と語ったのは女優の八千草薫さんです。
私も全く同感です。
断捨離という言葉はヨガの思想・断行、捨行、離業を応用し入ってくる要らない物を絶ち、家にずっとあるいらない物を捨て、物への執着から離れるとして、自分と自分の所有物に行う片づけ術が注目になり一般に知られるようになりました。
意味が解かればそういうことかと納得できます。
それでも一度手に入れたものを割り切り良く捨てることは私にはできません。
「これだけの不用品が出ました。」と何十個ものごみ袋を目にすると物からごみになったその物が気の毒にさえなります。
物はできるかぎり使い切りたいと思います。
食材を始め、紙類、布製品は最後は雑巾として使う。
回収が始まったプラゴミが多いことは痛感し、いかに減らすかを考えると物の選び方や買い方も変わってきます。
使わなくても大切な物、愛着のある物は私にとっては必要な物です。
箱や袋に収納し、定期的に見直していますが手放すのはほんの少しだけです。
沢山の物があっても物が捨てられなくても悪いことではありません。
自分に必要な物を見極めて、大事にすることのほうが大切だと思います。
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